ロープワーク

甘南備山・芝生広場にて

山行報告  
報告者 丸山敏文   
山行日 平成22年11月28日  天候 曇り
参加者

リーダー:三宅武司(講師)         サブリーダー:丸山

男性:秋月、倉光、鈴木。梅澤、赤松、石田、小川、後藤、北村、佐坂、隅谷
    津田、中田、畑、広瀬、山下            

女性:秋月、加藤、堀、平松、吉津、            

合計:23名

 山行報告 

30周年記念植樹がされている芝生広場で、三宅氏を講師にロープの結び方と救助法の指導をいただきました。三宅講師から最初に結び方を実演していただき、習得できた方がつぎの方に教えていく方法で以下の結び方について指導を受けました。

@ 変形ボーライン ボーライン(もやい結び)を強化したもので、引っ張っても締まっていかないので、木の幹などに支点をつくるときに使う。

A   ブルージック 太いロープに細いロープを巻き付け細いロープを張れば結び目がしまって移動しなくなり、ゆるめると移動できるので、自分のハーネスに結びつけ滑落防止や登下降の安全確保に使用する。

B    二重8の字結びエイトノット) ロープをハーネスに連結するときの結び方

C    ダブル・フイッシャマンズノット(2重テグス結び)ロープとロープを繋ぐとき使う。

救助訓練

長短2本のスリリングを使ってシットハーネスをつくる方法等を習った後、滑落者の救助を想定し、ロープを木に固定し、簡易のシットハーネスをつくり、ブルージックで滑落者のところまで下降し、救助者に8の字結びでシットハーネスに取り付け引き上げ、これまでに習った結び方を使った訓練を行った。結果は早く出来た方もありましたが、滑落者に長く待機していただく事になり、今後、迅速な対応が出来るよう、習ったことを繰り返し練習し自分のものにしておいてください。三宅氏には準備からお世話になりありがとうございました。

今回の訓練を実施して実際に事故に遭遇したとき、冷静に対処できるようになるには、まだまだ多くのトレーニングが必要であることを痛感しました。